ハルさん、虹の橋を渡る




ここまで二人で頑張ってきたが、ついにお別れの時がきた。

8歳と1ヶ月。
11時02分、ハルさんは亡くなった。
15時55分、ムーさんのお墓の横に埋葬した。

最期は穏やかな顔をしていた。
やっとしんどい思いから解放されてホッとしたような、本当にただ寝てるだけのようだった。呼べばムクッと起き上がりそうだった。
こんなに穏やかな顔を見たのは何日ぶりかな。

健康でちっとも手のかからなかったご隠居や突然体調を崩して逝ってしまうまでは元気だったムーさんに比べ、ハルさんはなにかと色々あって大変な人だった。
病弱というわけじゃないけど耳は聴こえず、誤飲で手術と入院もしたし、肝臓を悪くしたこともあったし、ダニにやられたこともあった。
副腎に腫瘍があることがわかったのが2年近く前。昨年末からは低血糖も。

それでも生命力は強かったらしく、何かある度に持ち直してここまでやってきた。
だけどもうこれで、頑張らなくても良い。

飼い主として至らなかった点を挙げればキリがない。
不便な思いもたくさんさせたかもしれない。一生懸命、やってはきたけど…
ハルさんは私のところへ来てどうだったのかな。幸せだっただろうか。

ハルさん、ひとつ良いことを教えてあげよう。
私とはこれでお別れになってしまうが、これからはまたムーさんと一緒にいられるぞ。やったね!
じきに迎えにきてくれるはずだから、ひとりでフラフラしないで待つように。もう来てくれてるかな?
ムーさんの後をちゃんとついていきなさい。

ムーさん、長い間ひとりぼっちにしてすまなかった。
しかも迎えに来てやってくれとかお願いしてしまって申し訳ない。
後のことはよろしく頼んだよ。

ハルさんも、ムーさん亡き後は昼間ひとりぼっちで寂しかったと思う。
これからまた二人一緒にいられるんだと思えば、ね。
私はちっとも寂しくない。

 

最後に、お世話になった方々へこの場を借りて御礼を。

私の両親。
ムーさんが突然体調を崩した時、ハルさんの手術の時などは母が私のことを心配し、仕事の休みを取ってまでして付き添ってくれた。
うちは家のすぐ横に動物たちを埋葬している土地があるんだけど、お墓周りの草刈りや埋葬する準備なんかも私ひとりではできないことで。
今回も父が準備をしてくれました。
ありがとう。

会社の人たち。
この1年は特に、ハルさんのことで突然休んだり遅刻したり早退したりということがとにかく多かった。
もし違う会社だったらこんなことが許してもらえていただろうか。
私のほかにも動物を飼ってる人が多いということもあってか、いつも「いいよ、行っておいで」と言ってくださった。
そうじゃなかったら私もハルさんもここまでやってこれなかった。
ありがとうございました。

Twitter等でいつも気にかけてくださった方々。
声をかけてもらえることで、どれだけ元気が出たかわかりません。
本当にありがとうございました。

このブログに来てくださる方々。
昨年の今頃から、私はこのブログに広告を貼り収入を得るようになった。
それは単にお金が欲しかったわけではなく…いや、お金欲しかったんだけど。
会社のお給料だけでは、ハルさんにかけるお金が間に合わなかった。それで少しでも足しにできたらと思って始めたことなんです。
でも、ここへ誰も来てくれなければその収入も得ることはできなかった。来てくださる人がいて初めて発生するものなので。
おかげでなんとか、ここまでやってこれました。
これからも、少しでも誰かのお役に立てる記事を書けるようにまい進していきたいと思っています。

お世話になった動物病院の先生。
本当に長くお世話になった。ムーさんも入れたら、9年間お世話になったことになる。
不安で半分パニック状態で行っても、ここへ来て先生と話すと落ち着くことができた。笑顔になることができた。
それでまた、辛くてもお世話頑張ろうって思えた。
ちょっと遠くて通うのは大変だったんだけど、今はもう病院へ行かなくなって先生とお話できなくなることが、すごく寂しい。
素敵な先生に巡り会えて私もハルさんもすごく幸せだったなと。
本当に感謝しています。

ハルさん。
自分一人で頑張れているのではない、こうしていろんな人の支えや協力があってこそ頑張ってこれたのだということ。
それを教えてくれたのはハルさん、あなたですよ。
あなたが私と一緒にここまで頑張ってくれていなかったら、私はそんなことには気付けなかったかもしれない。
頑張らせすぎたかもしれないかな…ごめんね。もうゆっくり休んでいいからね。

今までありがとう。
至らない飼い主ですまなかった。
こんな私と一緒にいてくれてありがとう。

幸せでした。

 

ここ4日間ほどろくに睡眠も取らずハルさんについていた。
昨夜からは苦しそうにしている姿が辛いのと、いつ息が止まってしまうかという恐怖で泣きっぱなし。
泣くってすごい疲れるんだよね。体中が痛いです。

部屋にはもう、私ひとりしかいない。
フェレットの寝息も、ゴソゴソする音も聞こえない。
ケージに目をやっても空っぽ。

ひとりになりたい、ひとりの時間が欲しいとあんなに思っていたのに。
いざひとりになったら、なんだかおかしな感じ。

寂しくないなんて書いちゃったけど、ほんとはちょっと寂しい。

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