ここまでコツコツとヨガを続けてまいりましたが、ついに次のステップへ進みそうな気配がチラチラとしております。
アーユルヴェーダとはなんなのかと…最近そっち系のレシピ本まで検索し始めておりまして。
はまりそうで恐ろしい。
さて、インスタ映えする!との謳い文句でおなじみ(らしい)「ターメリックラテ」
前回の記事でも書きましたが、購入したヨガ本で紹介されていたのをきっかけに知って私も作ってみました。
インスタ映えなんてのはどうでもいいんです。
身体に良ければいいのだ。
ターメリックラテとはなんなのか
ターメリックラテとはその名のとおり「ミルクにターメリックを混ぜた飲み物」
元々はイギリスの賄いだったそうですが、健康や美容に効果があるということでジワジワと広がっていったそうな。
その黄色い見た目から「黄金のラテ」「ゴールデンミルク」とも呼ばれています。
SNSで話題「ターメリックラテ」って?簡単にできて美容効果も◎
ターメリックに入っているクルクミンという成分がキモで、抗酸化作用、抗炎症作用、血糖値を下げる、コレステロースを減らす、アンチエイジングにもよしダイエットにもよしと、様々な効能を得ることができます。
ターメリックというと私の感覚ではカレーしかなかったわけですが、ターメリックってウコンなんですよね…
って思うと、なんだか味にクセがありそうで飲みにくいのでは? 良薬は口に苦しとか言うし。
だけど良い効果があるなら…良さそうなものは何でもやってみたいやりたがりなのです。
やらないよりはやってみて失敗した方が良い!
てことで、ウキウキで材料を揃え、恐る恐る作ってみました。
ターメリックラテの作り方
本に載ってるものをそのまま載せるのはあんまり良くないですね。
とはいえ、本に載ってるとおりに作ってるから結局本のまま書くことになっちゃうんだけど。
詳しくはサントーシマ香先生の「夜のヨガ」をどうぞ。
基本的な材料

- ターメリック粉末
- 牛乳、豆乳、ヘンプミルク、アーモンドミルク等のミルク
- 何かしらの甘味料
上の写真には他の材料も写ってますがとりあえずはこの3つだけ。
ミルクはミルク系なら何使っても良いらしい。
あとは人によって混ぜるスパイスや甘味料も様々のようです。甘味料もお好み。
「夜のヨガ」ではカルダモン粉末が紹介されていたので、ターメリック粉末と一緒に買ってきました。
甘味料では「未加熱はちみつorきび砂糖」と紹介されていましたが…未加熱はちみつに関しては前回の記事をご覧になってどうぞ。
基本的な作り方
鍋にミルク200ml(量はお好み)入れて〜
そこへターメリック粉末とカルダモン粉末を入れて、中火で煮ます。

煮立ってきたら弱火にして3分放置。

火を止めて「あぢぢぢぢ!」ってならん程度にまで冷ましたら甘味料を入れて泡立て器で表面に泡ができるまで混ぜ混ぜして完成です。

3通りの材料で作ってみた感想
さて、こうしてターメリックラテを作り始めて数日経ちまして。
本を参考に、3通りの材料で作ってみました。
①豆乳&はちみつを使う
まず初日は、ミルク系が豆乳しかなかったもんですから豆乳で作りました。
うちは母が微妙に牛乳アレルギーなので、牛乳は常備しておらんのです。
煮て冷まして最後にはちみつを大さじ1程度入れて完成。
実は、初めてなのでちょっとターメリックを少なめにして作りました。
チャイっぽい味だとは聞いていたものの、ターメリック粉末なんてものを使うのも初めてで味の想像が全くつかんかったのです。なので恐る恐る。
カルダモンも超控えめに一振り。
結果……味は超まろやかな甘口コーンスープ系!
口あたりまろやかなのは豆乳の効果かな?
はちみつのほんのりした甘みと、何故かとうもろこしっぽい風味が出て(ターメリックが薄いとそうなるのか?)とにかく美味い!
母の分も一緒に作りましたが、母も「こりゃ美味い」と大絶賛。
②アーモンドミルク&はちみつを使う
2日目。注文していたアーモンドミルクが届きました。
アーモンドミルクは牛乳アレルギーの人でも安心して飲めるとのこと。
初日から変えた材料はこのミルクのみ。
この日はターメリックとカルダモンもレシピの量のとおりに入れました…が、うっかりちょっと振りすぎて少し多くなってしまったかも…
ターメリックは摂り過ぎも良くないので、入れ過ぎ注意です。
結果。
カレー味。
ちょっと入れすぎたからね…
昨日のまろやかコーンスープな味はどこへやら。完全にカレー。
カルダモンもちょっと振りすぎたのかしら。清涼感がちょっと強くてまあなんともいえぬ味に…
はちみつを足したら少し飲みやすくなりましたが、濃ゆくて少々飲むのが辛かった。
③ギー&きび砂糖を使う
さあ、その後ギーが届きました!
ギーも初めましてで…(ここで使ってるほとんどの材料が初めまして状態)
開けてビックリ。

ドロッドロ。
固形を想像してたもんですから…商品説明はよく読んで注文しましょう。
まあ、そりゃバターオイルって言うくらいだからドロドロだわね、よく考えたらね。
暑い中届いたので、その暑さで余計ドロドロしてたのかもしれません。これ冬になったら固まりそうだわ。
下の方に更にドロドロしたものが沈んでるので、混ぜ混ぜして使います。
ギーとはちみつは一緒に使ったら死に至る恐れがありますんで(爆)甘味料はきび砂糖に変更。
きび砂糖はこれがたまたま台所にありました。ラッキー。
結果。
コクがあってまろやかで美味い!!
このコクはギーのおかげですね。
ありとなしでは全然違います。飲んだ瞬間「ほぉ〜〜」と力が抜けるまろやかさ。
きび砂糖は普通の上白糖よりも甘さは控えめになりますけど、ギーがこくまろって感じなのでこの甘さ控えめな感じが丁度いいのです。
これ以上甘くすると逆に飲むのが辛くなりそう。
ちなみにギーではなくココナッツオイルでも良いわけですが、何でオイルを混ぜるのかというとターメリックに含まれてるクルクミンは脂溶性で水に溶けにくいので、オイルと一緒に摂ることでクルクミンの吸収を助けることができるというわけです。
注意!飲んだらいけない人もいる
健康と美容に良いということで誰でも飲んで良さそう…
と思いたいところですが、どうやらそうではないらしい。
既に肝臓が悪い人
ターメリック=ウコンと言えば二日酔いにも効いて肝臓に良さそうにも思えますが、実は既に肝臓を患ってる方にとっては逆に毒になるそうです。
ターメリックには多量の鉄分が含まれていて健康な人にとっては良い作用をもたらすわけですが、肝炎などの肝臓病を患ってる場合、健康な人よりも鉄分が溜まりやすくなっているらしく。
そのためターメリック(ターメリックに限らず鉄分を多く含む食材)を摂取し続けると鉄過剰になり、溜まった鉄はやがて酸化し肝臓を更に悪くしてしまう、と。
既に肝臓を悪くしている方や不安があるという方はお控えください。
健康な人が二日酔いの時に飲む分には良いかと。
で、問題なく健康だという方も多量の摂取は控えた方が良いと思います。このターメリックラテに関しては1日1杯で充分かと。
妊婦さんや授乳中の人
ターメリックには子宮を収縮させてしまう効果があるとのこと。
妊娠中の方、授乳中の方はお控えください。
その他、胆汁の分泌を促す効果もあるので胆石等を患っている方も控えたほうが良さそうです。
まとめ
と、いうわけで今回はターメリックラテを作ってみた話でした。
まだ数日で実際に健康状態に変化があったかというと全く何もないわけですが、この1年でだいぶ腹周りが肥えましたのでダイエット効果には期待したいところ。
まあ無理なら無理で…ははは。間食控えますわ。
ちなみに私はいつも寝る前に作って飲んでいます。
煮て冷ましてるうちに乾かした食器の片付けや翌朝の洗濯のセットができたりするので作るのは今のところ手間にはなっていません。
優しい暖かさと程よいコクと甘みでリラックスできてオススメです。
簡単にできるので興味のある方はお試しあれ。
アイスでもいけるみたいなので私もまたチャレンジしてみます。
最後に、写真がちっとも美味しそうじゃなくてごめんなさい。もっと勉強します。
では、また。