これがブレインストーミングだったのね…脳ミソ見える化を実現する「マインドマップ」は魔法のツール

いきなりですけど、言います。

マインドマップすごいぞ。クッソ楽しい。

何故もっと早く気付かなかったのか。
何故もっと早く本気で興味を持たなかったのか。

気になってはいたものの、うまく手を出せずにここまで来てしまったもの。
それがマインドマップでした。

「アートっぽくてハードル高い」という先入観

マインドマップと検索すれば、ありとあらゆるいろんな人のマインドマップを見ることができます。

マインドマップ – Google 検索

すぐ出てくるようなものは、大抵みんな上手です。
何が上手いって、絵が上手い。枝の描き方が上手い。色塗りが上手い。

マインドマップは枝の上に単語を乗せて描いていくものですが、まず最初に描くのは中央にあるイラスト「セントラルイメージ」です。
この絵が、みんな上手いのです。

ここで早速、「絵とかこんなに上手く描けないし…」という先入観が生まれます。

さらにもうひとつ。

あの枝。
縦横無尽に生えるあの枝です。
見るからに描ける気がしないよ。

かつての見よう見まねマインドマップ

マネして描いていたこともあったんですけど、セントラルイメージはまあ適当でも良いとして。
枝を描いて枝の上に単語書いて伸ばして…っていうのがやっぱりうまくできなかったんです。

で、結局こうゆう形でよく描いてんだけど。

◯で囲むからひとつひとつ場所を取るんです。
で、今だから失敗だったと言えることなんですけど、これって「単語」じゃないですよね。

セントラルイメージから派生するものは「単語」でなくてはいけない。
思いつくままに単語を繋げて繋げて思考を広げていくというのが、マインドマップでした。

入門書「ふだん使いのマインドマップ」

本屋に行くとだいたい自己啓発的なコーナーを歩くんですが、実を言うと「マインドマップ系の本はないのかな」といつも探してはいました。
しかし運悪く、巡り合うことはなかった。

先日初めてAmazonで検索。
数ある本の中から目にとまったのが「描くだけで毎日がハッピーになる ふだん使いのマインドマップ」

通販命の私が何故もっと早くAmazonで検索しなかったのかなという疑問ですが、結構連続して自己啓発本を買っていたので「そんなにあれこれ一気に詰め込んでも…」と思っていたからだろうと。
一気に詰め込んでもそうすんなり吸収できるもんではないしね。

やっと最後の砦「7つの習慣」も読み終わって、余裕ができたのだと思います。

そもそも「マインドマップ」とは

マインドマップを開発したのは、イギリス人のトニー・ブザンという人。
自身の子ども時代の経験から「機械の取説はあるのに何故人間の脳の取説はないのか」という疑問を持ったところがきっかけになっています。
まあ、脳ミソの取説なんて聞いたことがない。

そうです、彼は「脳みその取説」が無いなら自分で作ってしまおうと考えたのです。
マインドマップは、その人の脳ミソを「見える化」したものなのです。

マインドマップを開発後、勉強ができない子どもたちがマインドマップを取り入れたことで大きく成長できたという事例がBBCで紹介され、それからどんどん世界に広まったそうです。

が、絶賛されるわりに実際に活用する人は少なかった。
そこで、もっとたくさんの人にマインドマップを活用してもらうために各地で活動を始めます。

そんなブザン氏の指導を直接受けインストラクターの資格を取ったのが、この「ふだん使いのマインドマップ」の著者である矢島美由希氏です。

とにかく、描きたくなる

この本の中では様々な人のマインドマップを紹介しながら、どんなことにどんな風に活用できるかを解説してくれます。

自己紹介、旅行の予定立て、リストの作成、振り返り…などなど、セントラルイメージとなるメインテーマも様々。
更には枝の伸ばし方にまで人の個性が出ている。

枝を伸ばして単語を乗せていくうちに、それまで思い浮かばなかったことや忘れていたことがポロポロと出て来る。
それをまた枝に乗せて…の繰り返し。
繰り返して繰り返して自分の脳ミソをほじくり返していくような作業。

それまで感じていた先入観も一掃されていきました。
セントラルイメージは上手な絵じゃなくても良い。
絵が無理なら、デコ文字にしたりちょっとした枠で囲うだけでも良かったんです。

枝は描いていくうちに慣れるだろう、と。

そんなこと気にしてるより早く描いてみたい!

そんなウズウズした気持ちにさせてくれる本でした。
頭をスッキリとさせてくれそうなワクワク感がすごい。
実際、読み終える前からノートや手帳の隅っこにちょこちょこと描き始めていました。

のえ版:マインドマップのマインドマップ

ということで、描いてみました。

セントラルイメージはズバリ「脳ミソ」です。


素晴らしいイラスト。
つみれかな?

本来、マインドマップを描くにあたって適切なツールは

  • サイズはA4かA3
  • 無地の紙かノート

なんですが、私は方眼バカだしデカくてもA5のノートしか持っていません。
とりあえず手持ちのA5ノーブルノートを使用。

 
本を読みながらメモ感覚でどんどん枝を足していきました。

セントラルイメージから伸びる太い枝がメインブランチです。
ここから様々な単語を連想し、細かい枝で繋げていきます。
若者世代には通じないかもしれませんが簡単に言うとマジカルバナナ的な感じです。

オレンジ色が「活用」について描いたブランチですが、どんどんどんどんオレンジの占める割合が大きくなっていってビックリ。
繋げれば繋げるほど「これができるならあれもできるんじゃないの」とポロポロ出てくる。
そして出せば出すほど、気持ちがすっきりしてきます(そして疲れる)

これ、ただ紙を目の前にして「何に使えるか考えて書く」だけだったら、おそらくこんなに出てきませんでした。

ひとつひとつの単語が自分の頭の中にあるものを引き出してくれる。
引き出した単語をこうして見える化することで、頭の中にある情報の整理の手助けをしてくれる。

プロジェクトのタスクの細分化、リストの作成、一日や週間の振り返りのための情報の整理などなど…
とにかく何にでも使えそうだし、何にでも使ってみたくなる。

枝を辿れば「根拠」が見える

これは個人的に重要だと思ったことなんですが、ちょっとした行動や思考ひとつにも「根拠」ってもんが存在すると思っています。
それはその人のこだわりだったり価値観だったり、様々だとは思いますが。

でも普段、いちいち細かいことまで「これはこうだからこうした、こうなった」とか、自分で思ってるよりも意識して考えてたりなんてしてないもんです。
「なんでこうしたの?」って聞かれて、うまく説明できなかったり黙ってしまったりすることってありませんか?

つい数日前、「S☆1」という深夜のスポーツニュースを見ていたら、ノム*1が巨人の小林*2に対してこんなメッセージを送っていました。

「全てに根拠を持ちなさい」

これは野球の話なんで、配球のひとつひとつ全てに根拠を持つようにという意味なんですけどね。
なんでこのコースにしたのか、なんでこの球種にしたのか、っていうね。

根拠がなければ、結果が出たらそれで終わりです。
反省する材料が足りませんから。

でも根拠があれば、結果から学んだり反省したりすることができる。
それも結構思いがけない小さな行動から生まれたりするもんです。

マインドマップを描いていてすごく良いと感じたのは、枝の奥へ辿っていけばその言葉が出てきた根拠がわかるということです。

普段は及ばないところにまで思考の枝が広がっていくわけです。
その中に根拠から行動からアイディアから、あらゆるものが詰まっていく。

「ブレインストーミング」っていう言葉がありますけど、言葉は知っていてもどうゆうことをすれば「ブレインストーミング」になるのかはどうも理解ができていませんでした。

こうしてマインドマップを書いているこの時間こそがブレインストーミングなんだ。
これに気がづいた時の感動ったらないよ。

うーん。
これはちょっと、ねぇ。

……

なんてすごいんだ…(惚

まとめ

「ふだん使いのマインドマップ」を読んでまだ1週間も経ってないんですが、既に様々なシーンで活用しています。

「大きい紙でフルカラー」がルールですが、仕事の時はその辺にあるメモや手帳のメモスペースに書き出してみたり黒1色でダーッと書いていたりと早速基本から外れたりしてますが、大きい紙と多色ペンがないからと言って何も書かないよりかはずっと良いです。

フリーズして考え込んでるうちに時間が経ってしまっていた…
という、今までによくあった事態が少なくなりました。

これで偏愛マップとかも作れるんじゃない?
おもしろいのが出来れば、また披露したいと思っています。

しかしこの本、失敗だったのがね。
Kindle版を買ってしまったんですよ。

例として載っているマインドマップが見にくいのなんのって…
いちいち拡大して見たり、とにかく目が痛かった。

kindle版を買う時はその本の内容を考慮せんといかんね。

*1:野村克也。元プロ野球選手。キャッチャー界のレジェント。ぼやいてばっかりマン。

*2:小林誠司。現在の巨人軍正捕手。WBCラッキーボーイ。イケメン。