9月にたまたま見つけて何気なく買ってみた。
本、というより書き込み式のテキスト。
9月20日から書き始めて、11月15日に書き終わった。
約2ヵ月。
毎日毎日書いてたわけじゃないけど、それでも随分と時間がかかりましたねぇ。
自己カンセリングbook「My Life」
心理セラピストのリズ山崎さんが出版した「My Life」
書き込み式の自己カウンセリングブックです。
6つにジャンル分けされていて、質問に答えていきます。
基本パスはなしで!すぐに思い浮かばない質問はじっくり時間をかけて。
又は付箋でも付けておいて、時間のある時に必ず答えなければいけません。
…って言いながら、どうしても答えられないところもありました。
Chapter1:Introduction
まずはウォーミングアップ。
自分の基本情報を書き込んでいきます。
名前の由来、自分にキャッチコピーを付ける、好きな言葉、何が好きかなどなど。
細かすぎる自己紹介といった感じ。
Chapter2:My Self
自分の内面を見直していくための質問が集まってます。
最近どんなことが楽しかったか、どんなことが悲しかったか、最近のことを思い出しつつ書いていきます。
子どもの頃まで遡って思い出したり「心の中にいる自分の子どもをイメージして答える」とか、じっくり考えないと答えられない質問もあって。
時間がかかりましたね。
Chapter3:Love
恋人や結婚のことについて。
これは困ったね。
恋人もいなきゃ結婚する気もない。
まず好きな人もいない。
ということで、ここは書けるとこだけ書いて、あとは飛ばしました。
ほんとは飛ばしても後で必ず答えるのがルールなんだけど、答えようがないので…
過去のことを元に(つまり結婚していた頃のこととか)書けるところもあったのでね。そうゆうところは書いたけど。
Chapter4:Relation
友人や家族。自分の周りにいる人々について。
自分でもビックリしたのは、「会社の人全員」というワードが頻出したこと。
それも「一緒にいて不快になる人は?」みたいなネガティブ系の項目のほぼ全部にこれが出てきた。
自分にとって会社の人たち(しかも全員w)が相当マイナスな存在であることを改めて実感した次第。
Chapter5:Money
そのままズバリ、お金のこと。
自分にとってお金がどんな存在であるのか、答えていきます。
お金のことは常日頃からネチネチ考えているので、まあサクサクっと。
金銭的成功が手に入ったら自分がどう変わると思うかとか、欲しい金額を書き出して神様を説得してみましょうなんていうちょっとおもしろい質問もありつつ。
自分はお金に関しては結構前向きな感じで捉えてるんだなーってのがわかりました。
お金があれば気はラクだものね。
あれば幸せとは限らないけど、無ければ確実に不幸だものね。
Chapter6:Vision
悔いのない人生を送っていくにはどうしたらいいか。
チャレンジしたいこと、夢のことについて答えていきます。
余命宣告された後どんな生活を送りたいか等…余命あと1年って言われたら?って考えると、意外と何をしていいのか思いつかなかったりね。
ここは結構、逆算手帳で作り出したライフビジョンのおかげでスラスラいけました。
逆に逆算手帳がなかったらもっと時間がかかってたと思う。
答えてみて気付いたこと
質問を見て、答えるのが難しいなとかめんどくさいなとなった時。
…めんどくさい質問、沢山あったんだけど。
こんなこと書いてもなあ…
こんなこと書くのは恥ずかしいなあ
こんなの絶対無理だしなあ
無意識のうちにそんなことを思ってペンを止める自分がいました。
で、これはこう書いた方がいいだろうとか考えて書いたり。
こう書いた方がいいだろう。
そう思って書いた時点で、自分を偽っているのと同じことになる。
人目を気にしている自分がいつもいたんです。
誰に見せるわけでもないのにね。
大事なことは、それが実現できるかどうかとか、どんな風に答えるのがいいのかとかそうゆうことではなくて。
自分の望みや気持ちに正直になってみること。
難しい、めんどくさい質問=自分にとって都合が悪い質問ってことよね、きっと。
都合が悪くなった時、私は自分を取り繕う癖がある。
そして人目を気にしすぎている。
そんな自分を、ずっと見て見ぬふりしてきたということ。
これは私にとって大きな気付きでした。
こんな人におすすめ
自分のことを知るということは、自分のことを客観的に見るための手段のひとつでもあると私は思ってるんだけど…
言うのは簡単なんだけどね。
自分のことが一番難しくてわからないのかもしれんね。
自分のことをもっと知りたい人。
自分を見つめ直したい人。
毎日得体の知れないモヤモヤしたものを抱えて生きているなあと感じている人。
「My Life」の書き込んだ答えが、きっと何かを教えてくれると思います。
ちょっと時間がかかるし疲れる作業ですけど、今回得たものは自分との対話を継続していく上で大いにプラスになっていくと思う。
チャプターの合間に挟まれているリズさんのコラムの中には、ハッとすることも沢山書かれています。
ホッとしたり、痛いところをつかれた気持ちになったり。
心療内科に通っていた頃のことを思い出しました。
では、また。