位牌で探る、我が家のルーツ




なんかちょっと怖い写真で始まっちゃいますけど決して怖い写真ではないのでご安心を。
お盆時期なのでちょっとそれらしいようなことを書いてみようかなと…独り言のようなもんです。

自宅に仏壇がある方。
仏壇に位牌が置いてありますよね。
表には亡くなった先祖様たちの法名が彫られているかと思いますが。

では、その位牌の裏側。
手に取って見たこと、ありますか?

我が家の遺影の「知らない人」

我が家には6枚の遺影がありますが、そのうちの1人…私のひいひいお爺にあたる人の隣に飾られている遺影。
女性なんですけど、この人が誰なのかわからない。
誰かの兄弟なのか、誰かのお母さんなのか。爺の兄弟たちに聞いても、誰も知らない。

美人なのです。
この家の人とは思えないくらい、目がキリッとくりっとしていてすごく美人。
で、遺影を見る限りはわりと若そうなのです。若くして亡くなったのかもしれない。

私の予想では、うちの爺のお母さんかも?とかね。
爺は6人兄弟の長男ですが、爺だけお母さんが違うのです。私ののひいばあさんは、爺にとって継母にあたります。
爺のお母さんは亡くなったのか出て行ってしまったのか、それも誰も知ってる人がいない…なんとなく聞きづらくて、実は誰にも聞いたことがないんですけど。
が、爺の娘である私の母ですら知らないってことは、おそらく他の誰も知らんでしょう。

先日、我が家の仏壇に組の人たちがお参りに来てくれるということで(亡くなって初めての盆を迎える家にはお参りにきてくれるという習慣)母と仏壇を少し片付けました。

位牌を少しずらす時にふと思った。
そういえばこの裏側ってどうなってるんだろう。何か書いてあるのだろうか。

位牌の裏側に書いてあること

昔からのお宅はどこでもそうなのかどうかわかりませんが、位牌が多くなれば一つにまとめることもあります。
我が家もひとつの位牌にびっしりと戒名が書かれています。
数えてみると総勢32人!「◯◯童子」と記されている法名もちらほら…この家にも小さいうちに亡くなった子がいたんだな。

この中に、この遺影の女の人の名前もあるはず。
位牌を手に取って、くるっと裏側を見てみた。

裏側に書いてあったのは

  • 俗名(名前)
  • 没年月日
  • 亡くなった時の年齢

一番古いものだと没年が「万治」になっていた。調べてみたら江戸時代ですね。

参考:年号(元号)一覧表

江戸時代からの、この家で生きた人たち32人の名前がずらっと記されている。我が家の歴史を感じます。
少なくとも江戸時代から続いてきたこの家を私の代で終わらせようとしてるってのは…まあなんともいえん気持ちですな。

さて、ひいひい爺さんの隣の名前を見てみた。
女性の名前。昭和8年に、28歳で亡くなっている。
おそらく遺影の女性です。

うちの爺は、生きていれば84か85歳。
昭和7年か8年の生まれです。

おやおや
これはやっぱり…?

と、思ったものの。
うちの爺は継母には懐かなかったそうなので(母談)そうするとそれなりの時間は本当のお母さんと過ごしてるんじゃないかと思うんですよね。
生まれてすぐ死別したとは、あんまり考えられないかなあと。

謎は謎のままで

結局、本当のところはわからず。

この女性ね、ほんと遺影しか残ってなくて。
一度古い写真を引っ張り出してみたこともあるんですけど、この人だけどこにも写ってない。
爺がお母さんらしき人と写ってる写真も、一枚もなかった。まあ関係によっては継母が捨てたかどうかした可能性もありますが。

爺に直接聞ければ良かったのにね。
しかし私がそんなことを気にするようになる前に亡くなってしまったので、仕方がない。

爺の兄弟はまだ3人ご存命ですけど、遺影を指差して「この人は誰?」とは聞けても「これは爺のお母さん?」とは聞けないよねぇ。
お母さんが違うっていうのは、その、踏み込んで聞いていいものなのかどうかっていう…

まあ今回遺影の裏を見てみたことで爺の兄弟たちが生まれる前にこの女性は亡くなっていたことがわかったわけで、そりゃ誰も知らんわなと納得した次第。
いつか知ることができればいいね。
戸籍を調べてみたら早いんでしょうけど、役所も知り合いばっかなもんだからこんな用事では行きづらいのよ。

と、いうわけでなんとも中身のない独り言でした。
位牌の話から思いきり逸れましたけど、お盆期間も今日で終わりってことで。
送り火を焚きながら、先祖様に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

もちろん、先祖とはいえ自分の知らない人たちばかりなんだけど…
古い写真とか、こうして位牌を覗いてみたりしてみるとちょっとした発見もあって面白いですよ。

では、また。

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