映画「永い言い訳」を観てきました




本来なら、これは映画感想のブログの方へ書くべき記事なんですが。

これ、まだ公開されたばかりなんですよ。
なのでまだネタバレな感想記事を書く気分にもならなくて。

ただ、どうしても先に書きたいことがあります。
今日はそこだけ、ネタバレにならないよう手短に。
ちゃんとした感想はもうちょい日が経ってから感想ブログにアップします。

ちなみに原作はこちらです。

 
 
映画の公式サイトはこちら。

nagai-iiwake.com

 
この作品、人物の描き方、さらに配役が隅から隅まで素晴らしく、みんなして上手いもんだから登場したほぼすべてのキャラクターがきっちり印象に残ってしまうくらい本当にハズシがなくて素晴らしいんですが。

子役のおふたりが本当に素晴らしい。

特に妹役の子。
よくある、セリフを上手にしゃべっている子役ではないんです。
あまりにも自然体で、リアルで、子どもらしく…

これは台本?お芝居なの?
素で喋ってるところでカメラを回していたのでは?

と、思ってしまうくらい本当に自然で素晴らしかった。

これは、兄役の子も然り。
どうしてこんなに自然なお芝居ができるのか。
父親の竹原ピストルと喧嘩になった時の目つきは凄かった。

ふたりともおそらく、竹原ピストルや主人公演じる本木モックン雅弘とお芝居外でもすごく良い関係を築いていたんじゃないかなあと。←想像

しかし、もしそうならそこが逆に裏目に出てしまったのかな…と思ってしまうところもあり。
これは気が向いたら、映画館へ足を運んで確認していただきたいと思います。
 
 

私、いつもは映画を観る時は基本ひとりなんです。

私ははっきりくっきり言いたいことが全部そのまま伝わるような明快な作品よりも、この「永い言い訳」みたいに静かに何かを問いかけてくる、観終わった後もあれこれ考えてしまうような作品が好きなんですね。

なので、だれかと一緒に観るというのは非常に都合が悪いわけです。
観終わった後、黙り込んでしまうから。

しかし今回は前日になって突然友人に誘われ、友人と共に観てきました。

友人は「(悪い意味で)どこを取って語ればいいのかわからない」との感想でした。
こうして淡々と進んでいく作品は、好き嫌いが分かれますしね。
そうゆう意見もある作品だ、ということで友人の意見も紹介させていただきます。
 
 

家族、友人。
自分にとって大切な誰かが突然死んでしまっても、残された者には明日も明後日もその後もずっと、「日常」という毎日が待っている。

その毎日を、どう過ごしていくのか。
今までとは違う「日常」の中で、何を見い出していくのか。

何が大切なのか。

他者との繋がりをどう考え、どう受け止めていくのか。

自分が他者に与えるもの。
他者が自分に与えてくれるもの。

「他者」という存在とは、何か。
 
 

自分本位の塊で一筋縄ではいかないひねくれ者の「キヌガササチオ」が揺れに揺れて揺れ動きまくる姿を通して、そんなことを静かに問いかけてくる作品です。

私はどちらかと言えば「キヌガササチオ」寄りの人間なんです。
それだけに、心臓を掴まれるような、心をえぐられるような、そんな場面がたくさんありました。

観に行って良かったです。

映画『永い言い訳』予告編

本当に隅から隅まで抜かりのないキャスティングだわ。