先日友人の家にお邪魔した際、本棚に置いてあった一冊の本。
それが、この「思いのままに人を操る心理学大全」でした。
へー、こんな本読むんだ!と思ったら、誰かが忘れていってそのままになっているとのことだった。
(しかもプレゼント交換パーティーをした時に忘れられていったものらしい)
うーん、病院を卒業する前…薬を減らし始めた頃にですね。
心理学、ちょっと勉強しようかなって思ったんですよね。
思うだけ思って結局何もやらなかったんだけど。
本とか買ってみようってところまで至らなかったのね。
友人宅でこの心理学の本に興味を示したところ、「要らんから持っていってくれ」と。笑
お言葉に甘えて持ち帰り、読んでみました。
えーっと、コレはね。
ひとことで言うと…
良く言えば「世渡り上手になれるかも」
悪く言えば「性格悪くなりそう」←
ササッと読んだ感じ、そんな印象を受けました。
ま、何ですか。
「思いのままに人をあやつる」わけだから、相手の裏をかいてどう行動すればうまくいくかっていうことですわ。
これは心理学を勉強した経験のある人から見たら、どうなんだい?
何の知識もない私ではその辺ちょっとよくわかんないんだけど、心理学ってこうゆうものなの?
私は心理学系の本を読んだのもこれが初めてなもんで、どうなのか是非聞いてみたい。
おもしろおかしい「ネタ本」としても読める。
実際「え!?」って吹き出すようなことも書いてある。
「黄色いネクタイを着用すれば相手が秘密を話す」
「冬に生まれた女は口説きやすい」などなど。
ちなみに私は冬生まれですけど口説かれた経験もないのでよくわからんし、黄色いネクタイしてる人と接した記憶もないのでよくわからん。
黄色いネクタイするって結構勇気がいりそう。
で、御覧くださいよ。この分厚さ。
厚さ約3.3cm。
中身は文字ギッシリかと思いきや、そうでもない。
見た目は敬遠したくなる分厚さだけど、わりとあっという間に読み終わる。
うーん、心理学というものを実生活に応用した場合、この本に書いてあることみたいになるのかなあ。
「ほんとかよ」と思いつつ実際にやってみたくなっちゃう、ちょっとおもしろい1冊。
この本の話をしてる時に友人から聞かれたんだけど。
友人のお姉さん?だかが、ちょっと心身不安定になっていた時にこうゆう心理学の本とか自己啓発みたいな本をよく買ってきて読んでいたそうで。
「心が弱っている時はこうゆう本が読みたくなるものなの?」
って、聞かれたんです。
「何か自分にとってヒントになることも書いてあったりするし、それでプラスに持っていけることもあるから、読むのは有りだよね」
私はそう答えました。
心が弱っている時、人は何かにすがりたくなるもんだと思います。
私だってそうです。
私も今、自己啓発みたいな本が面白くて色々興味持って読んでますけど。
今の状況をなんとかしたい、どうにかして上昇したい、自分を変えたい…
そんな向上心の現れなので、こうゆうものに手を出すことは悪いことじゃないと思うし、逆に自然なことなのかなと思う。
ただ、中にはそうゆう人の気持ちをうまく利用する怖いものも当然あってだ。
洗脳じみたこととか、むちゃくちゃ高額なセミナーだとかですね。
そこにはまってしまったら取り返しのつかないことになるので、どんなに心が弱っている時でもどこかに線を引いておくようにしないと…
っていうのは、自分にも常々言い聞かせてはいます。