全ては睡眠の上に成り立つことを教えてくれる「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」




睡眠ノウハウに関しては他にも沢山の本が出版されてますしネットで調べてみればあれもこれも情報が出てきます。
現代人にとって睡眠不足は大いなる悩みのひとつであるということですね。

そういう私もかつて不眠症に陥った経験がありますが、今はどうかというとわりと早寝早起きで健康的な生活を送っています。
しかしその睡眠でしっかり疲れが取れているのかというと、話は別。

「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」

今回私が手にしたのはこちらの1冊。


睡眠ノウハウ本を読むのは今回が二度目。
似たような本を読んでどうするの?って言われそうですが…これが趣味なんです。
一応睡眠には人一倍のこだわりもありますし。

だけど知識は多い方がいいよね!
ということで、「情報量が多い」とのレビューが多数あったこちらの本を選んでみました。

他の睡眠ノウハウ本と何が違うのか

掲載されているメソッドについては、正直言ってどこかで読んだ話がほとんどです。
最初は買って失敗したかな、と…

ところがこれ、科学的根拠や改善のヒント等、ひとつのメソッドに対して付属している情報量がとにかく多かった。

良い睡眠を得るための成分、食事、運動、日中の過ごし方。
これ1冊あれば他は読まんでもいいだろうという程、その解説は細かく丁寧。
そしてその解説の中から「これは初めて知った」という話がわんさか出てくるわけです。

ちょこちょこユーモアを挟むことも忘れず、成分がなんだかんだと難しい話も出てきますが楽しく読めます。
サングラスのくだりは吹き出してしまった。

21のメソッドの中で印象に残ったもの

スマホを寝室に持ち込まない

私の場合、少し前までスマホのアプリで睡眠記録を取っていたためスマホは枕の横が定位置でした。
最近はFitbitを使用するようになったので枕の横に置く必要はなくなりましたけど、スマホのアラームも目覚ましに使っているしやっぱり枕の横でした。

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でもスマホを部屋の外に置きっぱなしにするのはなんとなく嫌で(習慣ってすごいね)これを読んで以降はベッドから少し離れた机の上に置いて寝るようになりました。
結果、当たり前っちゃ当たり前ですが晩にベッドに入ってからダラダラとスマホを見ることはなくなりました。
不思議なもんで、ベッドに入ると何故かTwitterやらが気になって見ちゃうんですよね。

ちなみに朝も起きるとすぐスマホいじるという悪い癖がありましてこれも改善されるかと思いきや、起きて机の上のスマホ取って、朝寒いからまたベッドに入って(死)スマホいじるっていう。
まずは起きたらベッドに戻らないようにしないとどうしようもないわ。

ちなみに電子機器やWi-Fi電波による身体への害についても書かれておりまして、恐ろしくてゾッとした。
この章、実はこっちの話の方がメインなんじゃなかろうか。
気になる方は読んでみてください…

冷え性なら靴下は履いて寝てもいい!

靴下を履いて寝てはいけないというのが定説、だと思っていたのはきっと私だけではないはず。
ですが…

靴下履いて寝てもいいってよ。

夏はともかく、冬は足が冷えて痛くて、でも靴下履いちゃダメっていうんで我慢して裸足で寝てました。
当然寝付くまでは足が冷えて痛いのを我慢していたのでなかなか眠れないし、夜中も寒くて何度も目が醒めるしで冬の何が憂鬱ってコレが憂鬱なんだ。

手足が冷える=血流が悪くなっている可能性があるということで、寝る時は厚手の靴下で足を暖めましょう、と。
これは吉報です。

しかし靴下の締め付け(靴下に限らず、服もそう)が強いとリンパ系の流れが悪くなる。寝てる間くらいは締め付けから身体を解放してあげたほうがいい。
アウトドア系の靴下は締め付けがゆるくてオススメだそうです。

部屋はやっぱり真っ暗にする!

明るいと眠れないから…というよりも、本来真っ暗であるはずの時間に人工光に当たること自体が良くないと書かれています。
なんと、豆電を付けて寝るだけでも視力が下がるらしい。

以前読んだ睡眠ノウハウ本には「真っ暗は恐怖感を煽り眠りにつきにくい」と書かれており、その後はフットライトを付けて寝たりしていました。

【寝ても寝ても】睡眠=自律神経!疲れが取れる「眠り」を手に入れよう【疲れが取れん】

が、やっぱりうっすらでも明るいと目を瞑ってても気になってしまって、結局今はまた真っ暗にして寝てます。
私は真っ暗の方が落ち着きますね。

地面に直接触れる

地面に直接肌が触れることをアーシングっていうらしいんですけど。こんな言葉は初めて知った。
肌が直接地面に触れることで、その日の睡眠の質が全然変わるとのこと。
コンクリートやレンガよりも、土や草や砂浜の上に裸足で立つと良いらしい。

自然の力ってやっぱり凄くて、アーシングには体内時計を24時間周期に戻す効果もあるそうです。

アーシンググッズも出てるということで、マットやシーツがあると紹介されていますがそんなの見たこと無いけど…
探してみたらいろいろあったよ。

どれか試してみるかね。って思ったけど私の部屋にはアース端子がない…

日が落ちたら運動しない

退社後にジム通いしている方たちにとっては哀しいお知らせなのでは…
寝る前には体温深部を下げる必要があります。必要があるというか、下がらないと眠りたい時間になっても眠れないのです。

一度上がった体温は、再び下がるまでに4〜6時間を要する。
運動すれば当然体温は上がるので、ベッドに入りたい時間に合わせて運動を終了されなければいけないわけです。
よって晩の運動はNG。

私の場合はだいたい22時半頃にベッドに入るので、運動は17時までに済ませるといい。
晩にちょっときついヨガをやったりしてたんですけどこれを読んでやめました。

ちなみに一番良いのは午前中に運動すること。
午前中に運動をする人は午後に運動する人たちよりも睡眠の質が良いというデータがあります。

そして長時間頑張って運動するより短時間集中して運動した方がいいとのこと。
長時間の有酸素運動(ジョギング)をしても痩せないよという悲しくなる解説もされてます。
難しいね。

まとめ:健康と睡眠は直結している

私がこの1冊から学んだことは睡眠のノウハウそのものではなく、健康は全て睡眠の上に成り立つということです。

運動を一生懸命していても身体に良さそうなサプリを摂っていても、睡眠を疎かにしていればそれは何の効果もないのと同じこと。

何かに追われて忙しい時には寝る時間さえ勿体ないとか思ってしまいがちです。
だけど人って本来は1日の三分の一もの時間を睡眠に充てるよう作られているわけで、何故これだけの時間を「何もせずに寝てるだけ」に使う必要があるのかということを、この本が教えてくれます。

睡眠不足を解消したい、もっと睡眠で疲れを取りたい、でもたくさん本がありすぎてどれを読んでいいのかわからないという方にオススメしたい1冊となりました。
私がここで紹介したのはほんの一部。
きっと、あなたにもドンピシャ当てはまるメソッドに出会えるかと思います。

1章 睡眠は人生のすべてを左右する
2章 睡眠ホルモンを自らつくりだす
3章 電子機器の使い方を見直す
4章 カフェインの門限は午後2時
5章 体深部の温度を下げる
6章 午後10時〜午前2時のあいだに眠る
7章 腸内環境を整える
8章 最良の寝室をつくる
9章 夜の生活を充実させる
10章 あらゆる光を遮断する
11章 熟睡したいなら運動するしかない
12章 寝室にスマホを持ち込まない
13章 余分な脂肪を落とす
14章 快眠をもたらす最高の飲酒法
15章 最高の睡眠は寝るときの姿勢で決まる
16章 睡眠のためのマインドフルネス入門
17章 サプリは本当に必要か
18章 早起きで脳の働きを最大化する
19章 マッサージは睡眠に効く
20章 最高のパジャマはこれだ
21章 身体を自然に触れさせる

では、また。