書くだけでは願いは叶わない。しかし・・・手帳セラピー本「幸せな人がこっそりやっている手帳の書き方」を読んで。

書くだけでは願いは叶わない。しかし・・・手帳セラピー本「幸せな人がこっそりやっている手帳の書き方」を読んで。

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先に言っておきたいのですが、「書くだけで願いが叶う!」なんていう触れ込みの商品は好きじゃないんですよ。
書くだけで願いが叶ったら誰も苦労はしない。

なんてことを言いながら私も昨年ちょろっと「引き寄せ日記」に興味を持ったりしまして。
…1ヶ月くらいしか続かなかったですけどね。

ところがその引き寄せを書いていた手帳を先日何気なく見返してたら、ひとつ叶っていたことに気がついた。

書いたことすら忘れてたもんだから、なんだかちょっと感動してしまって。
それで「もう一度やってみようかな」と思ったのです。

幸せな人がこっそりやっている手帳の書き方

こちらは手帳セラピストのさとうめぐみさんの著書。
私はあまりよく知らなかったんだけど、これまでにもたくさん本を出されているんですね。

手帳セラピスト さとうめぐみ オフィシャルサイト

本屋さんに置いてあったので立ち読みしてみたところ、非常に実用的で誰でもすぐに始められるように詳しく解説されていた。
マンスリーの書き方、ウィークリーの書き方、リストの書き方までとにかく細かい。

何より興味津々になったのは、カラーセラピーに基づいた色を使った5色ペンを使用するというところ。

なんだかワクワクしてしまって、そのままレジへGO。

手帳セラピー5つのルール

読み始める前に、まず本の冒頭で説明されているルールの確認。

5色ペンを使用する

手帳セラピーでは、次の5色を使用するとなっています。

  • 青・・・仕事
  • 緑・・・プライベート、わくわくすること
  • 赤・・・重要なこと、体調に関すること
  • 黒・・・日常生活のこと
  • オレンジ・・・叶えたい夢、目標

「青」「赤」「緑」は、カラーセラピーに基いて決めた色で、人間の体が持っているオーラの色と言われています。青は「冷静沈着」、緑は「安らぎ」「人とのつながり」、赤は「注意喚起」「生命」を意味します。

それぞれの色にちゃんと意味があるんですね。
叶えたい夢、目標の「オレンジ」は、自分の好きな色でもいいらしい。
オレンジ色の意味は「新しいことにチャレンジする勇気」ということでこの手帳セラピーではオレンジということになっているそうです。

手帳は1冊にまとめる

これは、仕事もプライベートも1冊で、ということ。
私も昨年の途中から1冊にまとめました。

仕事もプライベートも役割は違えど結局は同じ自分のことですし、1冊にまとめちゃえば見落としもありませんし、非常に使い勝手が良いです。

「気持ち」も書き残す

これもおもしろいなと思ったんですが、その日の終わりに「ハッピーマイレージ」というものを書き残します。

ハッピーマイレージってのはふたつあって、

  • 豊かさのギフト(もらったもの)
  • ハッピーギフト(嬉しかったこと)

これを1日ひとつずつ書き残していって、小さな幸せをどんどん積み重ねていきましょうというもの。
しかしコレ、今の私にはとてもむずかしいことなのだ。

バレットジャーナルで「感謝ログ」というページを設けて書いていたんです。
感謝ログもその日の嬉しかったこと、感謝したいことを書いていくんですけど。

…思い当たらないんですねぇ。
考えても思い当たらない、思い出せない日の方が断然多かった。

その日の良かったことや嬉しかったことを大事にしようとか誰かに感謝することを心掛けようとか、そうゆう意識が私にはあまり無かったのかしら…

なので、私の場合はまず日々の意識を変えてみるところから始めないといけない。

手帳タイムを確保する

手帳セラピーで推奨されているのは

①寝る前
②週末または週初め
③月末
④年末や年度末

私は朝にも手帳タイムを作っています。
でもその日の確認とタイムスケジュールを組み直すくらいなので、5分くらいで済んでます。

叶った時の自分をイメージする

週に1回、1週間分の「未来宣言」を1日につきひとつ、まとめて書きます。
ここが「引き寄せ」の部分にあたりますね。

ポイントは、そのとおりに出来た時の自分をイメージしながら書くこと。

たとえば今度の金曜日に温泉に行く予定があるとします。
この日の未来宣言には「温泉にゆっくり入って疲れが取れた!」と書きます。
その時、温泉から出たあとに「いい湯だったわぁ〜」とリフレッシュできている自分を想像しながら書く、と。

あとは、現実的なことを書くこと。
この日にこんな出来事は起こり得ないような無理な願いは書かないこと。
温泉行かない日に「温泉に行けて疲れが取れた」とか書いてもまず叶わない。

なぜ私は引き寄せに挫折したのか

最初の方で、昨年引き寄せ日記をやってみたものの続かなかったと書きました。
この本を読んだ後、どうして続けられなかったのか、引き寄せ日記を書いていた手帳を見ながら考えてみました。

原因が2つ見つかった。

1つは、主体的ではないことが多かった。
主体的ではない=自分の考えや行動ではないということ。
「◯◯さんに◯◯してもらえた」みたいな感じですかね。

その◯◯さんが私に何をしてくれるかなんて自分ではコントロールできないもんね。
「◯◯してくれるようにしむけたらやってくれた」みたいな書き方なら有りかもしれませんが。

もう1つは、書くだけ書いてそのためにどうするかという予定を立てていなかったこと 。
まさに「書くだけでは願いは叶わない」

観劇の引き寄せが叶ったのは、書いた後に舞台の日程を調べ行ける日を確保しチケットを取り…という予定を組んで自分で実行したからであって。
引き寄せで書いたら空から勝手にチケットが降ってきたわけではないし、これからもチケットが空から降ってくることは無い。

結局、書いた後の自分次第。
書いたことを実現するために、その日、これから、何をするのか。
そうゆうことをあまり考えてなかったし、書いてから読み返すこともしてなかったと思う。
せっかく書いた願い事を意識していなかったんですよね。

それで上手く出来ないとかなんとか言ってたんだからとんだバカだと思いました。ハハ!

まずは「決められたとおりに」始めてみる

手帳セラピー、早速実行してみます(しています)
これだけ詳しく書かれているので、手持ちのジブン手帳でやろうかとも思ったんだけど…

本の解説のとおりにやるならそりゃ専用のものが使いやすいに決まってるので、専用の「幸せおとりよせ手帳」も用意しました。

昨年、初めてホタルの撮影に行った際に居合わせたカメラおじさんに言われました。

「何事も最初は言われたとおりにやってみるのが良いんだよ」

いきなり自己流でやってみようと思っても上手くはいかない。
基礎ができて初めて「自己流」を活かせるようになるのだよと。

私の昨年から今までにおける数々の失敗(主に手帳)の一番の原因はこれだと思っています。
基礎ができてないのに自分のやり方を編み出そうとしていた。

もう同じ失敗をするのはやめよう。
まずは決められたとおりに。
続けてみたいと思います。

ということで次回は幸せおとりよせ手帳のおはなしがしたい。

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