「自分を予約する手帳術」はアクションプランナーと時間管理と、自分を幸せにするための手引書である




アクションプランナーの購入に併せて「自分を予約する手帳術」という本を購入しました。

アクションプランナーはそのまま普通に使えばただのバーチカル手帳だよ、ってのは前回もちょっと書いたんですけど。
でも私の今までどおりのやり方で使ってしまえば、結局今までと何も変わらないことになる。

アクションプランナーはアクションプランナーのやり方で。
手帳の使い方、スケジューリングの仕方を今一度、イチから学んでみたかったのです。

アクションプランナーの手引書的存在

「自分を予約する手帳術」はアクションプランナーを作り出した佐々木かをり氏の著書。
2011年に発行されています。

この佐々木かをりさんの時間術ってのが昨今の手帳ブームの火付け役になったそうで、(2011年なんてまだ手帳使ってなかったなあ)バーチカル手帳を使う上で気をつける基本的なこと、多くの人がぶつかるであろう疑問についても細かく解説されています。

まあ…この本が一番言いたいことは何かっていうとね。
「アクションプランナー買ってね♡」ってことなんですがね。

基本、アクションプランナーを使うことを前提として書かれているので。

他のバーチカル手帳でもいいでしょ、って思うんですけどね。
あんまり良くないんですよね。
やっぱりアクションプランナーはソレ用に作られているんです。

自分を予約することに徹底していくステップ

自分を予約する=自分のアクションを時間内に書きこんでいくこと。
時間を面で確保し、空き時間を把握しやすくしていく。

「自分を予約するて手帳術」では、いくつかのルールがございます。

時間の量を見る手帳を探す

ここでアクションプランナーですよ。

と、それ言っちゃうとこの話終わっちゃうので…

「時間が見える手帳を使え」ということです。
時間の量って本来は見えないものです。しかし時間管理をしていくなら、その時間の量を視覚的に見えるようにする必要がある。

時間管理をしたいなら、自分の好みや使い勝手ではなく時間が見やすいかどうかを優先しなければいけない。
そう…私は時間管理したいと言いながら、今まで紙だ方眼だのと言っては「時間」以外のことを優先してきてしまっていたのです。

マンスリーは時間を見ることはできません。サッとアポを入れるにはもってこいだけど。

デイリー(1日1ページ)はどちらかというと忘備録的な役割が強い。
もちろん予定も書くんだけど、予定を書くためだけにデイリーの手帳を買う人ってあんまりいないんじゃないですか。
だいたいメモのスペースが多いからとかログも書けるからとかそんな感じですよね。私もそうですが。

ウィークリーには縦式のバーチカルと横式のレフトの2種ある。
もちろんレフトにも時間軸付きの手帳は沢山出てるけど、佐々木さん曰く横に流れる時間軸は幅が狭く時間軸内にタスクを書き込めないので意味がないと。
これは確かに、自分でレフト式使っててもそう思う。2時〜4時までの作業の書き込みが6時のメモリまではみ出るとか、あるあるです。

と、いうことでバーチカル手帳がオススメされているわけです。
30分単位でしっかり書き込みスペースを確保しているアクションプランナーいかがですかみたいな。

「横線」を引いて時間を面として捉える

今までの私の書き方。
下方向へ矢印のみ、でした。

 

ここへ横線をプラスすると…

なるほど、横に引くだけで確かに「面」っぽくなる。
この方が空いてる時間がわかりやすいかなと。

ちなみに移動時間もしっかり予約として書き込みます。
車の運転、電車やバスに乗る等も自分の立派な行動のひとつ。これはやってる人多いですよね。

仕事もプライベートも同じ面に!

自分がその日、その週にやることは全て手帳の同じページに記入する。
仕事のタスクもプライベートのタスクも実行するのは全て自分自身だからということ。

ひとつの機械の取説がいくつにも分冊されてたら困りますよね?
それは機械だけでなく人間も同じというわけです。

スケジュールの一元化については私にとっても悩みどころのひとつで、再び一元化に戻す決意をしたのはつい先日のこと。

【第1回手帳会議】手帳の一元化について考える

とはいえ、私の言う一元化は「同じ手帳の中」
こちらの手帳術で言う一元化は「ウィークリーのタイムラインの中」

同じ手帳であっても、他のページを使ってはならない。
同じウィークリーのページでも、メモスペースを使ってはならない。

先日のアクションプランナー紹介記事で「ウィークリーのサイドの余白はメモスペースではない」と書きましたが、こうゆうことだったんです。

使っていいのは、時間軸のスペース内だけ。
自分のすることは全て時間軸内に集めること。

ちなみに、こんなことも書かれていた。

アクションプランナーの見開き二ヶ月のプロジェクト・アット・ア・グランスなども、自分の行動を書くために使ってはいけない。

プロジェクト・アット・ア・グランスとはガントチャートのことですがね。
待って、じゃあこのガントチャートは何に使えばいいの…?と思い検索してみました。

見開き1カ月見開きの「プロジェクト・アット・ア・グランス」ページの使い方について教えてください。

ウィークリーに書き入れていく前のメモ用紙、プランニングを思考するためのお砂場的存在だそうです。
ああ、そうゆうことね…納得。

作ってはいけないTodoリスト

これはちょっと衝撃。
作ってあたりまえのTodoリストです。だってリスト作らないと忘れちゃうじゃん!

人から何か頼まれた時、自分のやりたいことを思いついた時。
とりあえず書くのは手帳のメモページなりウィークリーの空きスペースですよね。
あとは付箋に書いて手帳に貼ったりとか…

それを全部やめろというのです。

メモしたり付箋に書いて貼るのではなく。
その都度やる日、やる時間を決めてウィークリーに書き込んでくださいよと。

GTDでいうと「次にやること」にあたるTodoリストですが、ここに書かれているタスクは全て日時の決まっていないものです。
日時が決まるまで、そのタスクは「次にやることリスト」に居座り続けることになる。

確かに、次にやることリストに書き出してあるタスクの中には、1年以上そのまま残ってるものもあるんです。
それも結構な数…そしていつまでも残っているタスクにうんざりすることもある。

週に1度リストを確認していてもそこでタスクひとつひとつの日時を決めたりするわけでもなかったので。
とあえずり書き出すっていう、それだけで安心しちゃってたんだと思うのですよ。
だけどやる日、やる時間が決まらなければそれは実行のしようがないんですよね。

いやいやでもさ、すぐにやる日を決められないから次にやることリストに入れてるんじゃん!と、言いたくなる。言いたくなるでしょ?
言いたくなるが、それをやめろと返されるともう黙るしか無い。死
すぐに日時を決めて時間軸内に書き込む癖をつけなさいよと。

どうしても決められないなら、「〇〇をいつやるか決める」といった感じでウィークリーの時間軸内に書き込む。
考える時間まで「予約」していく。

もちろんダーッと書き出したくなる時もあるし、一度書き出した方が都合が良いことだってあります。
しかしリストはあくまでも忘備録。
ウィークリーへ書き込み時間を確保することで初めて予定になります。

リストにしてもいいけどそれらを必ず予約に入れなさいよってことですね。

常に手帳を開ける状態に!

私がよく言うのは「いつでも手帳を開ける状態にない」
だからスマホのリマインダーを活用したりしてるんだけど…

いつでも開ける状態にないなら、いつでも開ける状態にできるよう努力をしろと。

逆にいつでも開ける状態になっているからこそ、いつでも書き込むことができる。
先に挙げた「とりあえず付箋に書いとけ」「とりあえずその辺のメモ紙に書いとけ」といったことが必然的になくなる。

せっかく自分の全ての行動を書き込んでいるのに、見れずに忘れてしまうのは勿体ない。
いつ、どこへ行くにも必ず持ち歩ける状態を作ること。
どこでも開けるように努めること。

持ち歩きが楽しくなるように自分の好きなカバーを使うも良し。
カバーにあれこれ詰めすぎると開きにくかったり書きにくかったりするのでそれをやめてみる、とかね。

何のために時間を管理しているの?

この本の後半のほとんどが手帳術のお悩みコーナー「実践Q&A」となっており、こちらはアクションプランナーに限らず他の手帳でスケジューリングをしている人にとっても有効な内容ではないかと思います。

それはもちろん私にとっても同じで、特に「やろうと決めて予定を立ててもやる気が出ないことがある」というどうしようもない悩みについての答えはまさしくごもっとも。
結局はいつも健康に元気でいることが、時間管理をする上で最も大事なのだと改めて納得させられた次第。

しかし一番私の心に響いたのは手帳術の内容よりも、何故時間管理をするのか?ということ。

どうして時間管理をしてみたいと思ったのか。
時間管理をすることで、自分はどうなりたいのか、どうしていきたいのか。

手帳は自分をマネジメントするためのひとつのツールであること。
その手帳を使って自分をマネジメントしていくのは自分自身であること。
自分のマネジメントがうまくいくことで得られる、自信や安心、「幸せだな」という感情。

その幸せという感情が自分にとって何の役に立つのか。

幸せでいることは、自分自身の存在意義を最大限に発揮するための条件であり、周囲に対して貢献するための、社会人としての一番の基本なのである。

思えば、幸せの定義なんてこれまであまり考えてなかったような気がします。
すごく漠然と…お金がないよりはあった方が幸せだよねとかその程度のことでね。

幸せになることで自分がどう変化するかなんてね。たぶん考えたことがなかったですよ。

まとめ

アクションプランナーの宣伝色が強いと評する人も多い本書ですが、アクションプランナーを作った人が書いた本なんだからそりゃそうです。

しかし私にとっては、そのひと言では片付けられない1冊でした。
手帳の使い方を試行錯誤しながらフラフラし、未だにコレといった使い方を見出すことができなかった私にとっては。

自分の行動を自分で予約することに徹底した手帳術。
その手帳術を徹底するために作られたアクションプランナー。

本格的にアクションプランナーを使えるのは12月からですが、既に書き込みを始めています。
そう。思いついたことを早速、「次にやることリスト」ではなく「ここでやろう」という日の時間軸内に書き込んでおりますよ。

では、また。

いい加減に自分を変えたい。「自分を予約する」アクションプランナー2018を買いました

2017.09.27